三宅島の正月の空にミカンが舞う
三宅島のお正月の風物詩。
「船祝い」
今年の豊漁と安全を祈願して、漁師が漁船からミカンを撒く行事。
鮮やかな大漁旗をはためかせ、船からお神酒を捧げる漁師たち。
そして正月の三宅島の空にミカンが舞う。
一見すると微笑ましい和やかな情景。
しかし、実際はかなり戦闘態勢。
飛んでくるミカンから身を防衛しつつ、かなり激しい争奪戦。
そして、その争奪戦から勝ち取った戦利品☆
船からバンバン撒かれ、激しい闘いにもまれたミカンなので、
つぶれかかっているミカンも多いが、縁起物の御ミカン無駄にはできない。
そういうミカンから先にどんどんいただく。
そんな三宅島のお正月模様。
しかし、三宅島でこのミカンは採れるわけではなく、
船から撒かれるのがなぜミカンなのかは、意外と謎だったり。。
何はともあれ、今年も豊漁で海が穏やかに安全でありますように☆
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