ゼロ グラビティ
劇場で3Dで観ました。
とにかく映像が素晴らしい。
最初、乗り物酔いしそうになったけど、慣れたのかな。手に汗を握りつつ、宇宙の浮遊感を楽しめました。
登場人物がほぼ二人という設定で、しかも回想シーンなし(これかなり重要)で、中だるみ無く最後まで駆け抜けれましたね。
アルマゲドン的な予想と予感はしつつも、根本的な製作のベクトルとコンセプトがまず違うと思うから、先入観無しで普通に劇場で観て欲しい。
ロシアの衛星に足を引っ張られ、中国の衛星に助けられる。宇宙=未来という場でのちょっとした将来のアメリカを現してるのかな?と、買い被ってしまいましたが、作者の真意は知りません。
宇宙という非日常的な設定なのに、なんだか分からないけど空想では無く凄く現実的で日常的な感覚。ファンタシー過ぎないリアルな感じが、終わった後に凄く前向きなポジティブな余韻が残りました。地に足を付けて生きる事の大切さをなんとなく再確認しましたね。
良い映画です。
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