【BACK TO メロコア】~各地区によって育まれる個性について~
皆さんコンチンワ♪
元気にメロコアしてますか?
さて、今回で第3回目の当コラム。
第1回は、僕のメロコアへの入り口きっかけ(https://blog.a-files.jp/kz-column00001.html)
第2回は、メロコアをより楽しむにはドラムのキックに刮目!(https://blog.a-files.jp/kz-column00002.html)
そして第3回は、各地区によって育まれる個性について
です♪
メロコアを有名な一つのカテゴリに伸し上げたのは
※BAD RELLIGION
※NOFX
※PENYWISE
※RANCID
※GREEN DAY
※OFFSPRING
あたりですかね♪
各バンドに有名曲があり、当時のRADIOやMTVなど各媒体を通して広く認知されてゆき、
またEXSTREAM SPORTSと称される
SKATE BORD 、SURFIN’、BMX、SNOW BOADなど
のライディングシーンのBGMとしても頻繁に使用され街中でもよく耳にする様になりました。
上記バンドをみると全てカリフォルニア L.A付近のバンドになりますかな?
気候はもちろん、その地で育まれた音楽には何処か根底での繋がりを感じます。
例えばカリフォルニアのバンドにはどんなにマイナーなコードの曲でもカラッとした明るさや乾き感を感じずにはいられません。
録音状況も何故か?
カラッと乾いて聴こえるし、実際気候が関係あるようなんです。
ギターもベースもドラムも木材を使用していますし、その辺も関係あるようですね。
で、音的な乾き感、抜け感の他に
メロディラインやアレンジ、FASIONなども同じ地区で少しづつ切磋琢磨しながら進化していってるんですね。
ここ日本でも脈々と先祖代々先輩から後輩へ受け継がれるもの、継がれないもの、取捨選択を繰り返し進化というのはありますよね♪
更に日本では打ち上げの芸風や盛り上がり方みたいなルール、しきたりもあり、実に興味深いwww
海外のバンドは日本ほどパイセン文化はなさそうですがそこには確かなリスペクトや愛を感じます。
例えばカバー。
海外バンドがアルバム中に収録するカバー曲などは好きなバンドのRootsを覗けるし、知る機会になります。
意外なカバーに度肝を抜かれる事や、アレンジによって見事に産まれ変わる名曲もある。
コレとか好きですね♪
いたってストレートですが(笑)
Millencolin – Knowledge
そういったバックボーンをひっくるめて聴く作品はまた違った楽しみ方が出来ると思います♪
んで僕が好きなのは、”Bay area” と呼ばれる
サンフランシスコとオークランド、またその近郊の都市を含めたサンフランシスコ湾の湾岸地域で、ライブハウスとしては ”Gilman Street”
大好きなGreen day や Rancid 、AFI などが活躍した
ライブハウス。
俗に”EAST BAY PUNK” って言うのかなぁ?
上記バンドはご存知ここから羽ばたいていくわけですが、
そのGreen dayが在籍した” Look out ” や、Billy Joe が運営する ”Adeline records”
からリリースされているバンド達を聴けばBayside area は感じれると思います。
まんず所謂メロコアサウンド、2ビートなチョッ速な曲は非常に少なく、よりPUNK ROCKな雰囲気。
”Dellinger four” ってバンドあたりで” ラフポップパンク” て言葉を知りましたが、まさにその形容がしっくりくるバンドが沢山。
とにかく16で刻み続けるドラムのリズムは実に軽快で、メロディアスにウネるベースと歪みまくるギターにキャッチーな歌とコーラスが乗る
みたいな感じです。
Screaching weaselやSquart gunなどRamone punk~Surf punkを中心にバラエティーに富んだラインナップですが、やはり一貫した世界観的な物は見えますよね?
所謂BAY AREA サウンド的な形容がしっくり来ますし、
ステージ衣装やART WORKなどもやはりBAY AREAという感じがします。
僕は20代前半にうだつが上がらないメロコアバンド(笑)をやっていて、
当時八王子RIPSやBROAD HERATなんかで演奏させてもらってたんですが、
中でもRIPSの印象は強いなぁ。
そのうだつが上がらない(笑)自分のメロコアバンドがTOPバッターをやらせてもらって、
トリは例えばJACKED☆UPやCOUNT 9、マキシマムザホルモンとかだった印象が残ってますなぁ。
音は個性的で違いますが活動するエリアやLIVE HOUSEで影響を与え合っているのは間違いない。
でそのバンドを別のエリア(HOME以外)で見てもなんとなくその出身エリアの空気感や誇りみたいなものを感じる訳です。
当時の八王子RIPSはほんまに僕にとって身近に影響を受けまくった場所でもあります。
で、それぞれがTOUR等に出て全国各地で切磋琢磨された音や表現がまた別エリアで育った個性ともMIXされてどんどん昇華されて行く感じ。
まじでそうゆうの惹かれませんか?笑
CDから出てる音の裏側を想像する事で無限に楽しめます。
このかっこいい音楽は一体どこから作られたんや?
どんな人間がやってるんや?
どんな場所で育ったんや?
どんなバンドと仲いいんや?
などなど
僕の知るバンドでも北海道のFREE KICK(http://free-kick.jimdo.com/)なんかをはじめ、
地元を愛し、先輩から受け継ぎ、壊して作って、後輩にも渡して
ってやってるバンド沢山います。
超羨ましいし、
今後も楽しみです!!!
今回はメロコアに限らず、バンドというものの楽しさって内容になりましたが、
こんな感じで好きなバンドを掘ってみるのもオススメですよ♪
というわけでレーベル買い
〜音楽や出版物などが、お気に入りのレーベル、すなわちレコード会社や出版社などから出ていることを理由として、購入を決定することを意味して用いられている語〜
と合わせて
“エリア買い”
ってのもまたひとつの楽しみ方かなという話でした(笑)。
ちなみに最近はもっと大きく
“SWEADEN買い!?”
にハマってますwww
エリアって言うか国単位ですwww
でも当てはまりますのでコチラもオススメです♪
では次回また来年くらいに(猛爆)