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Kenichi Kono


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LA TRIP まとめ編

今回3年ぶり位に訪れたLAでしたが、想像以上に素晴らしい時間を過ごす事が出来ました。
気が付いたら物心付いた時からアメリカという国に魅了され、常に意識し追いかけ、アメリカが正解だと常に想っていた十代。その影響を受けてバンド活動を始め、やはり常にアメリカを追いかけ、そこがゴール地点だと思い込んでいた20代。そして30代になり、英語も更に堪能になり、アメリカ人の友達もたくさん出来、海外アーティストと交流し、知れば知るほどアメリカの嫌なところをたくさん発見し、むしろ大嫌いになった30代前半。

そんな気持ちで行った今回の旅。これで何も感じなかったら、もうアメリカはいいやという気持ちで望んだのですが。
何の心境の変化か分かりませんが、更にこのアメリカという国が好きになり、我が国日本も好きになりました。
憧れとか、負けたくないとか、劣等感とか、嫉妬とか。。。そういう特別な感情を捨てた今、凄く自然な形でアメリカを見ることが出来たというか。

アメリカというよりは、ほんのカリフォルニアの一部ですが。。。

やはり色々な人との出会いや今回の体験はとても大きかったですね。

特に現地で活動する日本人のアーティストや在住の人々など、かなり衝撃と刺激を受けました。まだまだ、たくさん宝物が転がっていると。
という事で、更にこのLAの街を掘って行きたいなと。また必ず近いうちに戻る事を決意しました。

たしかに国産物は、技術も表現も全て素晴らしいし、クオリティーが高いです。日本には日本の良さがあり、アメリカはまた別の良さがある。現在日本では、手に入れたい物はなんでも手に入るし、海外の物も簡単に手に入り、特に若い子で海外に影響を受けてる人は少なくなっている様に思えます。

そんな今だからこそ、アメリカの良さを、僕らが影響を受けてきたアメリカの今をもっともっと伝えていきたいですね。
僕らがアメリカに影響を受けた、まだ日本にシーンがほとんど無かったあの当時と、こうして日本でシーンが形成され自分達にプライドを持ち始め自信を持つ事が出来た今だから感じるアメリカが、実は今、一番面白いかもしれませんよ。
的な。

あ、後、チャリンコ人口が物凄く多かったです。あんないたっけ?って位自転車で街を移動する人を目撃しました。

さて。世の中はGW真っ只中?

飲みすぎに注意して遊びまくってくださいね。


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