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Kenichi Kono


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MORRISSEY

さて。少しほろ酔いのまま開演ギリギリの時間にZEPP東京に到着。チケットなんと8500円!大人!(笑)

今までで行ったSHOWで単独では自腹で払った一番高いSHOWかも。でもその価値はあると周りに言われてましたので。パチンコも少し勝ったしね(笑)。

今回東京(川崎含む)公演はなんと4回!川崎はソールドアウト!
え?モリッシーってそんなに人気あったの?

しかもこの日も割りと後ろの方まで人は入ってたし。改めて関心。まー年齢層は断然高めだけど(笑)。ほど30代以上なんじゃないかな?

と、モリッシーがビキニ一枚の(笑)バンドメンバーと登場。一名ギターの方は一見女性だけど、きっと男性だと思います(笑)。そんな怪しい感じで始まった曲がなんと。。。

first of the gang to die!!!

僕がダントツ一番好きな曲で、最近はメロディーがずっと頭にこびり付いてて常に頭で歌ってる曲なの。ここ一年位。
最初はなし!ダメ!(笑)。だっていきなりピーク迎えちゃうし。

しかし立つ続けに名曲を歌い。How Soon Is Now?でTHE SIMITHSを堪能し。

しかし何このモリッシーの存在感。あんまり動かないし、動きもなんかクネクネしてて、シャンソン歌手みたいな感じで、明らかにゲイなんだろうけど、普通に見たらただの気持ちの悪いおっさん(笑)。でも、すっごい見てしまうし。むしろ釘付け。発する言葉もなんか奇怪でいて、たまにお茶目で一言一言をこっちがずっと待ってしまう。

色んな国を旅して、すっごい臭う町もあったけど(笑)、人間はどこでも皆同じなんだよね。って言葉から始まった

“people are the same everywhere”

で鳥肌が立ち。

その後、モリッシーのMC。

仙台っていう町でライブをする為に、電車に乗ったんだけど。凄い平野が続いていて、そこにはたくさんの家畜がいて。。。。

まさかのイントロが流れだし。。。彼はステージを後に。そして出ました!

“meat is murder”

THE SIMITHSの代表曲というよりは、アルバムのタイトルであると同時に彼の一生のテーマであるのですね。彼自身動物愛護に力を入れると同時に、ビーガンでもあります。

僕も魚は食べますがお肉は食べません。
モリッシーに影響されたわけではないし、理由は全然違いますけど。でも、この曲のバックのスクリーンに流された映像。それこそが僕が肉を食べなかった理由となった映像と同じ種の物だったので、衝撃でした。

曲の間ずっと、家畜の虐待の映像が延々流れていまして。中には物凄く惨い映像も。きっとこの映像を見て嫌~な気持ちになった人もいるだろうし、それでも理解が出来ない人もいただろうし。とにかくこんなメッセージ性の強い演出を期待してなかったので、思わず頭が空っぽになり、自分が肉を食べなくなった時の事がリマインドされ。なんとも言えない気持ちのまま曲が終わり。。。

その曲2曲目後の

“.let me kiss you”

でやっと我に返り、キター!

THE SMITHSの

“last night i dreamt that somebody loved me”!

そしてこれで本編終了。

アンコールは一曲。

“one day goodbye will be farewell”で終了。

1.first of the gang to die
2.when last i spoke to carol
3.you have killed me
4.you’re the one for me fatty
5.alma matters
6.maladjusted
7.black cloud
8.i’m throwing my arms around paris
9.speedway
10.how soon is now?
11.i will see you in far-off places
12.ouija board ouija board
13.people are the same everywhere
14.everyday is like sunday
15.meat is murder
16.to give (is the reason i live)
17.let me kiss you
18.action is my middle name
19.last night i dreamt that somebody loved me
(encore)
one day goodbye will be farewell

これがセットリスト。勝手にどこから抜粋しました(笑)。

トータル20曲もやったみたいだけど全然短く感じましたね。全体を通したトータルな見せ方が凄く良かったなと。正直嫌いな人は、嫌い!って言い切れる位の少し特殊なアーティストだと思うし、その反面はまったら怖いですね。アメリカから来た連中みたいに(笑)。なんか思ったんだけど。もしかしたら矢沢永吉さん的な存在なのかな?と(笑)。元キャロル=元THE SMITHS。そして奇妙な発言と天然具合。ナルシスト具合。それでもアイコンとして愛されている。
そんな気がしたんですけど。全然違うか(笑)。

そしてSHOWが終わった後にアンソニーとダグと合流。ダグはなんと、モリッシーが手にしていた本をGETした模様。そして僕はTシャツとピンバッチを購入。物販も久々に購入しましたね。出待ちをするダグを捨てて(笑)アンソニーと新橋へ飲みに行く事に。

車中、サンディエゴからモリッシーを観に来たという若者とそのおばあちゃん達と遭遇。他にもいた!おかしな人達!凄い熱狂的なファンがいるんですね。他にもイギリスから来たりしてるみたい。すげーなー。

で、久しぶりの新橋なんだけど。どこで飲んでいいかなんか分からないわけ。適当にガード下を歩いてると、ブルーハーツを流す串焼き屋を発見。今21時半頃で、まー疲れてるし。2杯位飲んで帰るから立ち飲みでもいいべって事で、ブルーハーツ最高!って思いながら入るも。

テンション上がって来てしまい。更には店長さんがパンク好きで、僕のTHE SMITHSのTシャツに気づき。THE SMITHSをかけてくれて。ってか、THE SMITHSを持ってる串焼き屋って。。。。

そして店員の人が、かっちって言うんだけど。仲良くなってるし(笑)。大のUKファンって事でここからUK祭り(笑)。かかりまくりで僕もアンソニーも大喜び。THE STONE ROSESから、PULPとかまで定番曲盛りだくさん。更にはBJORKまでかかって。ってか全部リクエストしたんだけど(笑)。結局閉店の12時まで居座ってしまいました。
いやー最高に愉快な一日でしたね。ちなみにアンソニーはダグを連れて翌日また行ったみたい(笑)。

くし屋って店で。からすなんとか口から直ぐ。新橋に行く理由が出来たような出会いでした。また必ず行きます。

そしてアンソニーとはここでお別れ。多分今回はもう会えないかな。でも、ハンティントンに住んでるし。今度知り合いの店でDJパーティーしようぜって事でお別れ。少し遊んだだけだけどなんか寂しくなっちゃった。

HAVE A SAFE TRIP

また遊ぼうね。

毎日色んな出会いがあったりなかったり。それでもこうして今日出会った人々に感謝。まだまだ世の中素敵な人たちだらけ。無理矢理出会うんじゃなくて、こうして自然に出会うこの縁は、やっぱり大事にしたいですね。

それでは。しんみりと(笑)。さようなら~。


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