ツバメ
残念ながら来月仮で予定していました今スタジオに入ってるバンドの福島のライブが流れてしまいました。あ~ライブしたい。こうなったらデモテープ作るしかないね。がんばります。
そうそう。
先日今年初のツバメを見かけました。少し西の方だったので、まだ都内には来ていないかもね?
この季節ツバメを見ると毎年思い出します。多分毎年ブログに書いてると思うんだけど、十年位前に原付で道を走ってると、小さなツバメのヒナを道の真ん中で発見。もちろんこのまま確実に轢かれる為。仕方なく家に持ち帰り育てる事に。
※ちなみに野生のツバメを家で育ててはいけないようです。知ってはいたのですが、目の前の小さな命を見て見ぬふりは出来ませんでした。
今でも鮮明に覚えている。なかなかご飯を食べなくて、なかなか口を開けてくれなくて、泣きながら願いながら何度も粘って食べさせた事。食べなきゃ死んじゃうよって。やっとあわを食べさせ、成長してきたら小さな幼虫にビタミンの薬を塗って食べさせたり。
やっと飛べるようになり、手に乗り肩に乗り、成長していった時、突然死んでしまった。原因は分からない。
もしかしたらあの時点で、助けるべきではなかったのかも。自然の法則に逆らってはいけないのかも。でも自然の法則内に車は含まれているのか?落ちた先がコンクリートというのも自然の法則?どちらにしろ人の手で育てられた鳥は自然には帰れない?
何度も考えたけど未だに答えは出ていない。ただ死んでしまった事は事実。
この季節になると思い出す。
ただもし、今道端にツバメの子供が落ちていたらどうするのだろう?
何度も考えた答えは出ていない。でも確実に10年前と同じ事をしてると思う。それがただのエゴって言われても。
この季節になると思い出す。
羽をピンと広げて、優雅に飛び回るツバメを見るのが好き。
お母さん。どうか子供を下に落とさないようにしてあげてね。
この季節になると思い出す。
そしてまた来年も必ず思い出す。