告白
くだらない演出効果ばかりの洋画が一瞬にしてどうでも良く思えてしまった。この映画を観てそう思った。中島哲也監督の”告白”。
久々の衝撃だったな。しかもこの映画を薦めてくれたのが日本在住のアイルランド人。bjrokの映画”DANCER IN THE DARK”が好きって言ったら迷わず薦めてくれた。常に心を刺されるよって。
まさしくその通りで、観てる最中ずっとずっと刺されて痛いんだけど、なんかどこかで少し爽快に感じてしまった。加害者への復習に対する感情移入なんだろうけど。この映画の面白い部分がそれぞれのキャラクターからの見え方なんかがしっかりと描写されてるところ。加害者、被害者、その周り。それぞれの見え方や思惑があって、その人々の立場になって考えられるんだど、基本は復習という感情あっての話だから観てて全然ブレない。
そして何より映像がすごい綺麗で凝ってて、ちょっとアート感覚な部分もあって、一気にこの中島哲也監督のファンになってしまった。
調べたら、僕の大好きな奥田英朗さんの著書ララピポの映画も監督してる様で。これもちょっと観てみようかな。あまり評価高くないっぽいけど。
でもこれを機に、日本映画解禁。洋画ばかり観てた偏った映画テイストにかなりのスパイスが混入されました。
時間がある方は是非。
Written by
