夜を切り裂く
深夜3時頃の都内の街をチャリンコで徘徊するのが最近のストレス発散法。いつもいるはずの、ゾロゾロと絶え間ない群衆はいつの間にか消え、その残像はとっくに街に転がるゴミとなって、でもそのゴミはむしろ何も音を発しないわけだから、物凄く静かな街をチャリンコで徘徊するのはやっぱり気持ちがいい。
これを経験する機会ってやはりなかなか無いわけで。まずは都内(または繁華街)に住んでいるもしくはステイしている。そして自転車を持っている。そしてその時間起きている。無理やり偶然を装い、それがあたかもレアな様に言い聞かせる。
結果的に気持ちがいいわけだから、それでよし。というわけで。。。
夜を切り裂く。
昔バイクに乗ってた頃。一晩中走り回って。朝方家に帰ってくる。
確かに。夜を切り裂いていた。
また酒を飲んだ後の朝とは違う。むしろ最近はそんな朝しか迎えてなかったわけで。 チャリンコで切り裂いた夜はまたあの頃とは違う夜。
さて。 寝ますか。
明日も素敵な一日でありますように。
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