Name
Gypsy.P


Hopeless Knock

Artsist,singer song writer,traveler
アメリカ、キューバ、ジャマイカ、メキシコ、マレーシア、ベトナム、イ ンド,
西アフリカガンビア、ベルギー、オランダ、フランス、ロンドン、その他の国を放浪

魂の旅を続けるシンガー

Profile Page>>

夜のジョギングが何故気持ちいいかって?

夜のジョギングは気持ちいい

頭はかなり寒いけどマインドを冷やすにはちょうどいいし身体はすぐに温まる

走っていると色々頭を巡るから その分スピード上げて腿を高く上げてダッシュする

それの繰り返しで 心身のバランスが取れる

rageを聞きながらかなり走った
みんなうるせえ あたしはあたしの好きなように生きてるんだ。放っておいてくれって思った瞬間 ダッシュしてた

それは永遠に走り続けるかのように、時が止まったように風を切った

いくつもの街灯が視界から消えてはまた現れた ずっと先の光が真っ直ぐに自分を待っていたがそこに近づくのにそう時間はかからなかった

私は走った

足がどこまで上がっているかなんてもはや感覚は無かった

ひたすら大地を蹴る足の重さを感じていた

肺と呼吸は歯車を狂わせ 確かな鼓動だけを頼りに 自分の限界を越えるまでダッシュした

Rageの曲が突然止まった

それと同時に足がピタっと止まった

ジョギングに戻りそれからどれくらいの時が流れたのだろう 足が止まるまで走り続けた

喉が渇き 通り道の公園で水を飲んだ。流れる水は水道臭かったけど、ありがたい味がした

ベンチに座り 呼吸を整える 頭が冴えて来るのがわかった。下を向き両手をこめかみに当てて深く呼吸した。

そしてふと頭を天に向けて上げた

そこには美しい星が空に広がっていた

まるで流れ星を見たような気持ちになった

こうして私はリセットされ、その瞬間見た星は 永遠となった

だから夜のジョギングは気持ちいい


Written by