日暮れの彩
海のそばにいると、今日という1日が終わっていくのが、光とともに感じられる。
その日の空の光が、同じ彩りでることは2度とない。
その日と同じ1日が2度とないのと、同じように。
光は彩りを日々変えるけれど、太陽は毎日同じように海に沈んでいく。
太陽が水平線に触れるとき、とろける。
海と空の境目。
昼と夜の狭間。
今日と明日の変わり目。
三日月が輝きだす。
今日も穏やかに、1日が終わる。
そのことに、今日も感謝の意を込めて。
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穴原ナツ
三宅島民
2000年噴火の全島避難の際に島を離れた後、10年経って故郷に帰島。
三宅島に戻ってきて、ワクワク島LifeをEnjoy中。
家族と共にギャラリーカフェCanonを開業。
島の自然の魅力を伝えるネイチャーガイド修行中。
島で自然とスポーツやアート、文化を融合させたイベント企画、奮闘中。
島から島へ巡る島ガールの旅のススメ。
