-東京島 桐野夏生-
こんにちわ!
あけましておめでとうございます。
今年も快適な読書ライフ過ごせるといいなぁ。ちょこちょこ更新するので今年もお付き合いください。
よろしくお願いします。
新年1発目は桐野夏生さんの「東京島」
2010年に映画化されているので知っている人もいるかと思いますが、
新年1発目に読んだ小説がこれでよかった。
中年夫婦が新婚旅行としてクルーザーで世界1周旅行を敢行。
わずか数日で嵐にあい、辿り着いた所は無人島…
最初は夫婦で懸命に無人島生活をしていたが、そこにさらに漂流者達が。
無人島での集団生活が始まる中、さらに金銭トラブルで密航中の中国人たちが島に置き去りにされ
さらに人数の増えた集団生活。
大勢の男の中に存在する唯一の女性「清子」の物語。
想像を絶する内容でめちゃくちゃ面白かった。
正直、最後の終わり方はちょっと強引に感じられたのでもう少し続きが読みたいくらいでしたが
いろいろと考えさせられる作品でした。
エロティックな描写はほとんどなく、さらっと読めます。
老若男女ともに面白く読めると思うのでチェックしてみてください。