雨の中の渋谷芸術祭
風の動きに乗って 霧がベールのように品やかに夜空を舞い
冷たい雨と温かい風に包まれた夜だった
震災で亡くなった人、そうじゃなくても大切な人を失った
残された家族や恋人や人々に書いた曲
皆強く生きてて、毎日必死で頑張ってるし
じゃあ大切な人を失った後の気持ちはどこに行くのって、
考える暇もない程 地に足つけるので手一杯で
そんな人達の心を少しでも楽にしたくて
自分は無力だけどあたしには歌うことしか出来ないけど
この思いが一人でも多くの人に届けばいいな
そんな気持ちで雨の中ハチ公前で歌ったら涙が溢れて
泣きなが霞んだ目の中に映る聞いてくれてた人々の切ない表情や
エナジーに 温かさを感じて逆に包まれたりして
1人で生きてる訳じゃないなあって
歌っててよかったと思った
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