12/6 三重県御在所岳
ご無沙汰しております。
夏以降の更新になりますが、みなさまお元気でしょうか?
僕は変わらず元気です。
近況報告と申しますか、夏が終わりお店の周年も終わり、、、
9月は槍が岳いくぞーーー!!と意気込んでいたのですが東京の登山の相方との仕事のスケジュールが狂ってしまい、さすがにアルプスへ一人で行くのも。。。ということで断念してしまいました。
それから1,2回近隣の山へは軽登山はしていたのですが、特筆すべきこともなくだったので筆をとらず。。。約四ヶ月の月日が経ってました。
すいません。ごめんなさい。
夏〜秋にかけては専ら釣りやキャンプへ趣いてました。
今のこの時期(もうちょっと遅い?)はね、太刀魚が釣れるのですよ。。。 と、別に登山のみのブログじゃないのでいいんですが、今回は年内最後?の締め登山となったので話を止めて山について綴らせて頂きます。
釣りに関しては年明けこの場でご報告することがありますので、そこでまた改めさせて頂きますね。
さてさて
本日12/6(木)
いつもの面子。。。ではなく、というのも
今年はもう無理かな〜〜もういいかな〜〜とかちょっと思っていたのですが、いつもの面子達からいついくの?と催促を頂き、11月末に急遽日程を決めての登山となったため
今回は
お馴染みケリー(ラディカルズ) / のんぴ(LOUDOG/猿王)に加えて、何度か一緒に登山へいっているまりちゃんを加えての4人での登山となりました。
女の中に〜〜男が一人〜〜〜♪という小学生の頃流行った、冷やかしの歌を思い出すようなシチュエーションですが、まー全員付き合いも長いのでそういう違うベクトルの目線は全くなく(失礼?)、プチ部活的なニュアンスで楽しい一日となりました。
12/6(木):晴れときどきくもり
今回の山は 三重県御在所岳 / 中登山道ルート
以前から関西圏の山で一番気になっていた山だったので今回はそういう安易な理由からそこに決めました。
大阪からだと大体2〜3時間とアクセスも悪くありません。
標高は1212mと、高くも低くもなくという感じ。
今回は遠方からのメンバーがいなかった為、朝6:00集合。
僕は前日が仕事&打ち上げが2時まであった為、睡眠時間は2時間と結構少なかったのですが、チャッキチャキの三人娘のハイテンションのおかげ?で道中は特に眠くなることもなく、朝8:30頃には御在所岳のパーキングへ着きました。
ちなみに大阪からのアクセスは、名神吹田〜新名神で四日市で降りて、下道で30分といった所です。
えっと、ロープウェイ記念とありますが、気にせずに。。。
ってことで、いつものごとく写真をメインに道中の模様を伝えて行きますのでお楽しみください。
目指す場所は随分と雲が覆ってますね、大丈夫かな?
天候も良く、よいテンションで登り始めました
山頂付近は雲もなくなり良い感じに
大きな岩が出てきました。 これにはテンション上がりました
これまたすごい所に岩が。。。 どーーなってんだろ!? 摩訶不思議アドベンチャーーー
おっきい岩がたくさん
どんどん道をいくと大きな下りの崖にぶつかりました。 下っている様子
遠くからみた感じ 結構な傾斜角なんですがわかるかな??
どーやら槍が岳はこんな岩場の連続だそうです。。。 うーん、さすがアルプス。。。
6合目途中付近からちょっと雪が見えてきました。
実は、ちょいちょいと途中から小雪が降ってました。 わーーー初雪ーーーーー!!なんてテンションは高かったのですが、
個人的に、以前鳥取県は大山へ11月末くらいに登った際に、8合目付近からいきなり積雪がすごくて登頂を断念せざるを得ないという経験があり、今回は12月だけどこの辺りは日本海沿岸じゃないし大丈夫だろうと高を括っていたのですが、一抹の不安を実はこの辺りからちょっと抱えだしていました。
アイゼンなんて持って来て無いし。。。
それはさておき霜が降りてました 踏むとサクサクしてて気持ちが良いのです
岩の上に足を置くとツルツルと滑るようになってきたので、しっかりを岩の状況を判断してできるだけ滑らない所を足場にします
登り始めて大体1時間半〜2時間?くらい?
途中からは足場に気を遣いながらだったので、みんなちょっとバテ気味。。。
今回は時間を測って登っていなかったので時間はちょっと曖昧ですが、ここでちょっと腰を下ろしての休憩。
僕は大体チョコレートで軽く糖分を摂取して、体力回復を測ります。 これがまた美味い。
夏場と違い、この時期だと溶けないので素敵です。
ケリーは持参のお味噌汁。 ちょっとお裾分けして頂いたのですがこれもまたGOOD 芯から暖まります
今回は面倒臭かったという理由で、お湯を沸かすガスを持っていかなかったので大ブーイングでした。
どうやらみんな山頂でカップヌードルを食べる予定だったみたい。
リーダー失格ですね。はい。
というわけで休憩も終わり、登り始めると「?」 道が無い。。。
辺りを見渡すと登山者の強い味方「→」と赤い字で書いてあるのですが、その先が全く見当たりませんでした。
岩壁の真ん前までいって、→の方向をみるとこんな穴がありました。
どうやらここが正規ルートのようで、大人の男はザックを担いでだとちょっと厳しいくらいの穴でした。。。
そして、この穴抜けると そこは
風と雪は横殴り、しかも鎖を使って降りると岩は完全に氷が張って凍結状態。
自然が牙を剥くってこういうことをいうんでしょうか。 岩の壁を隔てて別世界が広がっていました。
まずこの先がいけるかどうかが不安だったので、
ある程度まで一人でいってみて駄目なら引き返そうかと思ったのですが、行った結果、慎重にいけばいけなくはないと判断したので、戻って順々にみんなを降ろしていき無事難関を通過。
さすがにここは写真を撮る余裕はありませんでした。
みんなこんな感じで恐る恐る降りて行きます。
そして、これが降りてきた岩です。 わかりにくいかな?
ツララもすごいことになってます
雪は小降りになったのですが、いかんせん氷の張り方が半端ありません。
慎重に慎重に
そんな氷の上を歩き、雪の上を歩き
かなりゆっくりペースで約3時間。。。
無事登頂!!!
ルート自体はそんなに長いルートでは無かったので、良かったですがこれが2000m級だったらって思うとゾッとします。気構えがね。
そして、あんまり触ってませんでしたが、気温は氷点下。後半はみんな寒い寒いと小言の連発。
みんな手袋はしていたのですが、軍手レベルだったので指も霜焼けになってパンパンに。。。
あと、ケリーは氷の上でお約束のごとく滑ってこけた(大事には至らず笑い話程度で良かったですが)ので心が折れてしまい、帰りはロープウェイ!!!
ってもうみんな心の中で随分と固い決心をしていたようで。。。
山頂に着くと、ロープウェイの駅にはなんと食堂的?なものがあったので、
行きしなにコンビニで買ったご飯達は華麗にスルーしてみんなうどんやラーメンをススる始末。
すっかり、自力で下る気分も失せてしまい(というかスパルタ的な登山も違うと思うので)俺も気分良く乗っかって、
下りはロープウェイで12分の空の旅。
3時間かけて、ひーーこら登って下りは12分。1200円也。
地上に降り立つと
綺麗な秋空に紅葉がやけに映えていました。
そんなこんなで
ダイジェストにお伝えしましたが、今回は随分とゆる〜〜い感じの登山となりました。笑
途中結構ビビったけどね。
さてさて、登山といえば温泉は必須。
この御在所岳付近はどうやら湯の山温泉という土地だそうで、よさそうな日帰り入浴可な温泉を探すとスゴイお洒落な温泉を見つけました。
お洒落過ぎ!!@新片岡温泉
お風呂も良くこれで600円とはなかなかどうして。。。
そして、温泉に浸かって、軽く買い物して〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜で、事故渋滞や仮眠を経て心斎橋に着いたのは21:00ジャストって感じの今回の登山をなりました。
さてさて、長く?なりましたが、この御在所岳。
総合的にみて、今まで行った中ではかなり個人的に高順位な山でした。
良い所
初心者でも安心ー季節や装備にも勿論よるけど、比較的登頂時間は短め。あと、今回のように最悪、下りはロープウェイってのも一つの手。
ルートが多いー中/裏/表/一つ谷etc… 結構色んなルートがあります。ルートによって難易度や景色も勿論違います。
近いー大阪から3時間圏内は素敵ですね。
温泉ーこの温泉はおススメです。 あ、ちなみに入れ墨は不可ですw
といった所でしょうか。
なんせルートが楽しかったです。
登山中に色々と情報を仕入れてみたのですが、今回氷が張っていたのは昨晩に雨が降ったそうでそれが大きかったようです。
また12月後半からは本格的な雪山になるみたいで、アイスピッケル等は必須にはなるみたいですが、
結構来る人も多いらしく、また樹氷の名所でもあるそうです。
そんなこんなで、今年最後の登山?は楽しい良い登山となりました。
次回はまだ未定ですが、また1月〜3月で厳冬期アルプスを考えてます。 八ヶ岳の赤岳or横岳。。。 立山連峰も魅力ですね。
今年の2月で装備は一通り揃ったので目下企み中です。
気が付けば、登山ブログになってしまったこのA-FILESブログ。
今年一年、回数も少なく更新も出来なかったので、今後は合間をぬっていっているボルダリングやキャンプについてもまた書いていければと思いますので、どうか今後もとよろしくお願い致します。
最後に。。。
実は今回の登山は俺がおNEWのザックをGETしたからどうしても使いたくて企画したというのは内緒の話
お後がよろしいようで