LA TRIP 7 COACHELLA 1
DAY 4 4月14日
必死の悪あがきでチケットをゲットした3人。
3人で荷物をまとめ、車で皆で会場へ。これで理想的な形でフェスに参加する事が出来ました。中に入れないって思ってたのでちょっと感動。
しかしこの日はとにかく天気が良すぎで気分は最高でした。
まずはかるーく会場のご説明。広さはどれ位なんだろ。実際面積にしたら何気にFUJIROCKの人が歩ける部分を全部足したのと同じ位?ちょっと違うかな。
ステージがとにかく多くて。
一個巨大なメインステージ。これが”COACHELLA”ステージ。
その少し右横に小さめのステージで”OUTDOOR”ステージ。
でそのまま時計回りにテント内のステージが同じような感覚で3つ。”GOBI””MOJAVE””SAHARA”と続きます。
FUJIROCKでいうレッドマーキー的な立ち位置ですね。でも一つのサイズはもしかしたらそれより大きいかも?で、三つもあるわけですからかなりの収容人数。
そしてど真ん中に、活火山みたいなステージがあってここは区切りがないのですが1000人位って感じでしょうか?
その他ラジオ局ブースだったり、お酒会社ブースだったりに、DJが入ってて遊び場満載。
ちなみにお酒を飲むには一度年齢チェックブースへ行き白いリストバンドを貰います。しかもそのリストバンドしか入れないエリアでしかお酒が買えないし、持ち出せないので若い子にはお酒を買い渡せないのも特徴の一つですね。
お陰でおかしな酔った人とかかなり少ないし、秩序が守られてる気がしました。自由な国アメリカでもこういう部分はしっかりとルールにそって遊ぶわけです。まーその分別の部分で凄い事になってましたが。。。
で、結構ステージが近いんですよ。とくに屋内ステージ3つと、その活火山は絶対に音的にぶつかる地点なのに、音がかぶらない。
これ、凄く不思議でしたね。
音がまっすぐ飛んでる感じで、とにかくそのステージも音が最高に良い!風とか凄い吹いてたけど全然余裕~みたいなサウンドでした。さすがです。音に関しては本当に見習うべきかと。高いお金払って見に行って凄い大好きなアーティストの音が悪いじゃ話にならないのでね。
で、会場の客層はというと、色んな友達に聞いたり実際見たりした感想は、本当に一般層のお客さん。PUNXなんてほとんどいなかったし、刺青率も極端に少ない印象。アメリカのフェスはWARPED TOURしか経験ないのですが、あれに比べたら年齢層が極端に上。若い子達ももっと学生とか、頭の良さそうな(笑)子達でした。
なので服装とかも、アメリカンアパレル(勝手な予想)とか、そういう大手で買ったシンプルな服の格好をしてそうな人達多数。SRHを着用してるのはもちろんゆーちゃん位でしたね(笑)。まーここはカリフォルニアではないし、世界各地から来てるわけですので、客層的にはFUJIROCK的な感じでしょうか。
ラインナップもほぼPUNKやMETALなイメージのバンドは一切ないので。結果的にこういう感じになるのでしょうが、人間ウォッチング的にはつまらなかったです(笑)。WARPEDみたいな奇抜な感じが好きです。
さて。到着するや、BLACK LIPSがギリギリ見れなかったので、”THE BIG PINK”を観に行ったら会場中でDOMINOーって合唱してたのに少し参加するもやはりこの曲が最後でした。残念。でも聞きたかった曲だったので満足。
次の”KAISER CHIEFS”まで時間があったのでお酒エリアで3人で乾杯。あ~ルービー最高~~。でも、日陰はやっぱり肌寒い。。。
と”KAISER CHIEFS”スタート。結構代表曲やったんじゃないかな?大ファンではないのですが普通にかっこ良かったです。裏ではBUZZCOCKSがやってたんだよねー。そっちも魅力的でしたが。。。なんかBUZZCOCKSはライブハウスで見たいな~みたいな。
そしてそのままOUTDOORステージで”ANDREW BIRD”。これは見たというよりは、芝に寝転んで音を聞いたというか。心地よいバイオリンサウンドがこの時間帯(18時頃)にバッチリで涼しげな感じで最高でした。また観たい!(聴きたい!)
とANDREWが終わらないまま、またメインへ移動しちょっと楽しみだった”Noel Gallagher’s high flying birds”を観に。
名前長っ!一体全体どんなんかなーって思ってたら。やっぱりノエルでした。貫禄が凄かった。立って歌ってるだけで説得力あり。想像以上にカッコ良かったしオアシスを観た事ないけど、観なかった事を後悔。しかも最後に、キターーー!Don’t Look Back In Angerをやってくれましたよ。オアシスで一番好きな曲。軽く泣きそうになってました。
そしてお次は”KASABIAN”!!
なんかUK続きですが、そうなんです。なんか最近アメリカってUKの影響むちゃくちゃ受けてない?久々にこっちに来て服装とか音楽とか凄く変わった感じがする。特に服装は凄く全体的にタイト。音もUKの音が凄く多く流れてるような。気のせいかもしれないけど、アメリカ人ってお洒落になったよねーってなんか思いましたね。
ってKASABIANと全く関係ありませんが。でもあんまりこっちで人気ないのかな?KAISER CHIEFSの方がメインステージだったし盛り上がってた気が。凄いロックでエレクトロで後はなんていうか、トリッピーでぶっ飛びましたね。もう一回必ず観たいな~。
とこに辺りで外は急激に寒くなり。ジャケット着用必至。砂漠の夜は寒いのです。
実は今日この会場にアメリカ人の友達が来ていて合流する為一旦ゆーちゃん夫妻と離れ、待ち合わせ場所の”DAVID GUETTA”のPA前へ行こうとするが、もう会場内パンパン。
身動き取れない~中、気合で向かうも会えず。しかしこのDJ。大人気ですよ。もう本当にPUNK SHOWを観てるかって位の盛り上がりとSING ALONG。今アメリカではこういうのが完全に音楽の主流なんですね。常にこういうDJで会場はパンパンでした。
友達と連絡がなかなか取れず、次の楽しみ”MIIKE SNOW”を観に。心地の良いエレクトロロックって所でしょうか。ややNEW WAVE的な。大好物なジャンルです。でもなんか一人で踊る気がせずに、そのままゆーちゃん達との待ち合わせ場所のKROQブースへ。
KROQとはLos Angeles にあるラジオ・ステーションで割とロック中心に流しているロック局。その局のテント的なブース内ではダブステップがかかったり、HIPHOPがかかったりと割と居心地良さげ。ソファーもあるしね。ここは割りと穴場で人も少ないから良いかも。
無事ゆーちゃんと合流しつつ”RADIO HEAD”を観に行くも、
人が凄いし疲れてたしであまり集中して見れず。そしてこの後VESTALのVILLAGEでもパーティーがある為早めに退散っ。
戻った我々は今回のコーディネートを色々してくれた現地在住マサさんと乾杯。
ライブの後はDJが入り、夜は更けていくのでした。と。
実はこの後、そのアメリカ人の友達クリスから呼び出しで、迎えに来て貰い、近くの彼らが滞在してるホテルへ。リゾートホテルでして、なんと。。。お外にプールとジャグジー付き。水着に着替え、シャンパンを開けて~なんて最高の夜を過ごすのでした。そしてそのまま友達の部屋で熟睡。
4日目も無事終了~。